【腱鞘炎・バネ指】手の使い過ぎ、繰り返し行われる手の動作に注意!
こんにちは、さくら鍼灸接骨院の久保田です!
春先になり快晴の中気温が暖かくなって過ごしやすい日が続いています!(^^)!
下伊那郡では畑の剪定作業が本格的に大変になってきたようですΣ(゚Д゚)
そのような中で手の使い過ぎによる腱鞘炎やバネ指が増えています
そこで今回は腱鞘炎、バネ指についてお話させて頂きます!
腱鞘炎は指先をよく使う方(ピンチ動作)、ハサミをお仕事でよく使う方などに多く見られます。
腱と腱鞘を使い過ぎると腫れが起こり、互いに摩擦を起こすので痛みを伴うようになります。
また腱が腱鞘に圧迫されて動きが妨げられるため、関節の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなってしまいます。
腱鞘炎は症状が悪化するとバネ指となります。
産後に腱鞘炎やバネ指が症状で出た場合これはホルモンバランスの乱れによる影響で発症します。
この腱鞘炎やバネ指で、「指が痛い」「指がしびれる」「指がこわばる」といった症状に、日常的に悩まされている人は非常に多いです。
指の障害の原因がオーバーユース(使い過ぎ)とわかっていても、日常生活や仕事では、指を使わないわけにもいきません。
このため、指の痛みやしびれをごまかし、生活している人が多いかとおもいます。
一般に腱の伸張性が落ちてくる50代の女性が発症年齢として多いといわれていますが、
近年はスマホによる親指の使い過ぎやデスクワークによる原因の腱鞘炎が増えてきています。
特に腱鞘炎で多くみられるのが「ドケルバン病」と「ばね指」です。
ドケルバン病
手首の親指側にある「手背第一コンパートメント」という部位の腱鞘に炎症が起こる症状です。親指の使い過ぎで起こりやすく、親指を動かすとズキズキ痛んだり重だるさを感じたりするのが特徴です。
ばね指
指にある「靱帯性腱鞘」に炎症が起きる症状です。指の付け根(MP関節)が痛み、指の動きがひっかかってばねのような現象が起きたり、症状が強いと指が屈曲したまま伸展動作が不能となります。
治療法
基本的には使い過ぎによる炎症である場合がほとんどなので、※あまり同じ動作を繰り返さない※ことです。痛初期症状は軽いものが多く、我慢すれば何とか仕事も家事も出来てしまいますし、他人から分かってもらい難い症状なので休みずらいという事もあり、皆さん無理をしがちです。ですが、その判断が症状を取り返しのつかない方向へと進めます。痛い!と思ったらその作業は休んでください。
腱鞘炎を重症化させないためには、サポーター、テーピングを手首や関節各所に巻くなど、あまり動かさないようにすることも重要です。痛みのある部分をかばうあまり、その周囲の筋肉の痛みまで生じてしまうこともあります。痛みがある部分のまわりの筋肉や関節はストレッチして動かすようにしてください。
炎症期が過ぎると関節や腱、筋肉はどんどん固まっていきます。
ですので炎症期にアイシングするのとは逆に硬さをほぐすためにしっかりと温め、マッサージ、ストレッチを念入りにやっていきましょう。
さくら鍼灸接骨院では炎症期は患部をアイシングで冷やしテーピング、簡易ギプスを使い圧迫・固定を施します。また、症状に応じて最新電気治療器のハイボルテージや微弱電流を使い分けます。
炎症が治まったタイミングで、超音波治療、マッサージ、ストレッチ、整形外科的運動療法を施します。
腱鞘炎、バネ指でお困りでしたらさくら鍼灸接骨院にお任せください!