【外反母趾】悪化する前に!
外反母趾という名前は聞いたことありますか?
外反母趾は、その名の通り足の親指(母趾)が外反(小指側に曲がる)変形し、
靴を履いた際に指の付け根の部分が痛くなる病態をいいます。
外反母趾について知っておきましょう♪
- 足の親指の付け根が靴に当たって痛い
- 扁平足と言われた
- ハイヒールをよく履くので痛くて困る
- 親指の付け根が赤くなっていたり腫れたりしている
- 親指が小指のほうを向いている
1つでも当てはまる方は、一度当院にご相談ください♪⇨さくら鍼灸接骨院
外反母趾とは?
「母趾」とは足の親指!
正常な足の母趾はつま先から第二関節くるぶしまでが一直線になってますが、
外反母趾の人は一直線になっておらず外側に曲がっている状態になります。
問題は見た目だけではなく外反母趾になってしまうと、踏ん張る力が弱くなってしまい
歩くときに母趾に体重がかからず別の箇所に体重がかかってしまい、タコができてしまうことがあります。
他にも、変形した骨が神経を圧迫して足に痛みが生じたり
炎症を起こして滑液包炎という病気の原因にもつながります。
痛みや炎症が生じたことで歩き方がおかしくなってしまうと、腰痛や肩こりといった別の部位にまで悪影響が及んでしまう場合もあります。
母趾が変形しているだけであれば問題ではありませんが
日常生活にまで支障を与えてしまう場合はすぐに症状改善を検討しましょう!
歩き方が原因?
外反母趾になってしまう原因は数多くありますが、最も大きな原因は歩き方!
つま先から着地させたり、足全体でベタベタと地面につける歩き方をしていると、母趾にかなり負担がかかりやすくなってしまいます。
内股の人や歩幅が狭い人も、歩いていると自然に母趾の付け根に負荷がかかってしまいます。
特に、小さすぎる靴や先が極端に尖っている靴を履いていると、つま先を圧迫してしまうため骨が変形する可能性も。
スリッパやサンダル、大きすぎる靴も足全体で着地する歩き方になる原因です。
また、ハイヒールはつま先に体重がかかりやすくなり、骨の負担を増やしてしまいます。
その結果、負荷を受けた母趾は、少しずつ変形していき、外反母趾を引き起こしてしまいます。
外反母趾を防ぐためには「綺麗な歩き方は足がかかとから着地すること」が大切です。
男女差は女性が多い?
以前まで外反母趾は男性よりも女性の患者数の方が圧倒的に多い病気だと言われていました。
ハイヒールや幅の狭い靴を履く機会が女性の方が多く、骨に負担がかかりやすいと考えられていたためです。
近年は男性や子供でも、外反母趾になる場合が増えているのは合わない靴による圧迫や筋力の低下が主な原因です。
ただし慢性的な痛みで悩んでいる方の場合、骨盤のゆがみが原因であることが多くあります。
骨盤がゆがんでいると、歩くときに地面と接地する足の裏の部分がもとの場所からずれてしまうことがあります。
それによって弓状になっている足の裏の構造が崩れ、
足の裏全体に分散されるはずの負荷が特定の部分に集中し、慢性的な症状へとつながってしまいます。
外反母趾は変形なので、そのまま放置しても治ることはありません。
症状が進行すると、靴を履かなくても痛みが出ることがあり、そうなると手術をする場合もあります。
外反母趾の種類
外反母趾には、以下のような種類があります!
靭帯性外反母趾
足先の横にある、横中足靭帯がゆるむことで起こる外反母趾です。
親指が小指側に、極端に曲がって痛みが生じます。
仮骨性外反母趾
親指そのものはあまり曲がらず、
親指の付け根の骨が異常に大きくなって、出っ張るのが特徴です。
混合性外反母趾
靭帯性外反母趾と、仮骨性外反母趾が合わさった外反母趾です。
中年以降の女性に発生することが多いのが特徴です。
ハンマートゥ性外反母趾
生まれつき足の指が長かったり、ハンマーのように縮んでいたり、
指先が上を向きすぎている場合に、発症しやすい外反母趾です。
足の指が浮いているために起こるもので、見た目にも足の指が弱々しく見えます。
病変性外反母趾
リウマチ、へバーデン結節などの病気や、事故などによる怪我が原因で、
足の指が変形したり脱臼するために起こる外反母趾です。
他の外反母趾と比べても極端に症状が深刻なので、手術で治すしかないのですが、
手術しても治る可能性は少ないようです。
病変性外反母趾は、初期の段階でテーピングして、症状が悪化するのを抑えることが大切です。
外反母趾になりやすい足!
人の足の形はさまざまですが、その中には、外反母趾になりやすい特徴を持つ足の形があります。
また、足の形以外にも、外反母趾を誘発しやすい要因がいくつかあるので、併せて解説しましょう。
エジプト型
足の指の中で親指が一番長く、小指に向かっていく順に短くなる形です。
日本人の約70%がこの形で、もともと日本人は外反母趾にかる可能性が高いです。
ギリシャ型
足の人差し指が、親指より長いのが特徴です。
人差し指が曲がりやすいために、ハンマートゥ性外反母趾にかかりやすくなります。
スクエア型
親指から中指までほぼ同じ長さで、
四角形に近い形をしています。日本人には少ない足の形です。
遺伝
外反母趾は遺伝する病気ではありませんが、外反母趾になりやすい足の骨格は遺伝します。
そのため、親や親族に外反母趾の人がいるとかかりやすくなります。
足の筋肉低下
現代生活では、長時間靴を履いて過ごすのが当たり前になり、はだしで過ごす時間が減っています。
はだしで過ごす時間が減ると、足への刺激が少なくなるので、筋肉や機能低下につながります。
また、乗り物に乗って移動することが多く、自分の足で歩かないために、
足底の筋肉(足の指を動かす筋肉)が低下して、靭帯や筋が弱くなることによって、外反母趾にかかりやすくなります。
足に合わない靴やハイヒール
足に合わない靴を履き続けたり、ハイヒールを履く機会が多いと、外反母趾になりやすくなります。
サイズの小さい靴を履くと、足の先が押しつけられるので足指の変形につながります。
また、ハイヒールは足の先に体重がかかるため、外反母趾の一番の原因と言われています。
さらに、女性の場合は男性よりも筋肉量が少ないので、親指の力が衰えやすいことも、外反母趾の原因の1つです。
悪化を防ぐには?
外反母趾は生活習慣から生まれる症状。
外反母趾の予防をし、悪化を防ぐためには生活習慣の改善が必要となります。
生活習慣を改善していきましょう。
【自分に合った靴を履く】
靴の縦幅が合っていることはもちろん、靴の横幅もしっかりチェック。
横幅が狭すぎると骨を圧迫し、逆に広すぎると歩き方がおかしくなってしまいます。
外反母趾の予防・対策になるようなインソールを選ぶのもいいです。
【足指の筋力を上げる】
外反母趾の根本的な解決のためには、足指の筋力を上げること。
つま先立ちを繰り返すトレーニングや足の指でグー・チョキ・パーする運動や足の指でタオルなどをつかむトレーニングが有効です。
早期対処が大事!
痛みがではじめ、痛みを悪化させたくないという段階であれば接骨院での処置で改善ができます。
テーピングを使って母趾を正しい位置に固定する施術です。
その後も悪化させないために正しい歩き方の指導を行い、根本的に症状を改善していきます。
患者様とマンツーマンで外反母趾の原因を探り、
外反母趾の根本的な改善を目指すお手伝いをし
ます。
もう完全に骨が変形してしまっていて、歩行が困難なくらいの激しい痛みがある場合はすぐに病院にいきましょう。
外反母趾を放置していると変形が進み、どんどん悪化してしまいます。
気付いたときには、完治が難しい状態になっていることも珍しくありません。
最悪の場合は、整形外科で手術を行う必要もあります。
もし手術で治療をしても、歩き方のクセや生活習慣といった根本的な原因を改善しないと再発する可能性があるので、
症状だけではなく外反母趾の原因となる生活習慣を見直すことが大切です。
さくら鍼灸接骨院・江戸町整骨院では、
医学的な観点から患者さんの状態を把握し、専門的かつ効果的な治療を提供しています!
当院では長野県で最も最新医療機器を完備した接骨院です!
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日々の症状の変化に合わせて患者様一人ひとりに合わせた施術を行います。
セルフケア指導や健康アドバイスも行っているため、
患者さん自身が自宅で簡単にできるストレッチやエクササイズ、
食生活の改善方法などを提供することで、治療効果を長期的に維持することができます。
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