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【五十肩・四十肩】肩が痛くて上がらなくなってしまったら!

2023.04.18 | Category: 五十肩・四十肩

こんにちは!さくら鍼灸接骨院の久保田です!

本日は五十肩や四十肩についてお話させて頂きます。

原因が分からず徐々に肩が痛くなり可動域も低下していき重視する頃には手遅れ、、、

そのような症状の方を沢山治療してきました。

なぜこのような症状が出てしまうのか、

明らかな原因は不明ですが、 靭帯や腱、関節包、滑液包、骨、軟骨など肩関節を構成する組織に炎症が起きることで痛みや拘縮につながります。

このように、明らかな素因なしに発症する場合がほとんどです。

また、老化など組織の変性により起こりやすいとも言われています。経年的な日常生活や仕事、趣味活動など、繰り返す肩への負担や刺激により発症しやすくなるのです。

日常動作で肩を痛め(外傷性)炎症や不動が長引く場合や、姿勢不良や肩への負担が大きい場合、糖尿病の既往がある場合などにより、肩関節周囲炎という枠に収められます。

 

五十肩・四十肩の代表的な症状としては、

①安静時痛:安静にしているときや、肩を動かさず何もしていない時でも痛みが出る。

②動作時痛:棚の上の物を取ろうとした時やトイレでの清拭、ズボンにベルトを回した時に痛みが出る。

③夜間時痛:夜間寝ていて痛みがある、痛くて寝付けない。

④運動制限:可動域制限(拘縮)は、特に肩関節の屈曲(上に挙げる)、外旋(外に開く)、内旋(手を背中に回す)が制限されていきます。

 

以上が主症状として、次の期間を経て多くは退行性に変化し、自然治癒癒されていきます。

 

炎症期(その他の表現:急性期、痙縮期、凍結進行期)

発症初期、炎症が出現した状態です。発症初期は肩の痛みが出現し自発痛が出現。 増痛すると夜間時や安静時にも痛みが出現します。動かした時の痛みだけでなく、肩がジンジンする・ズキズキするなどと表現される方がいます。 動作時には強い痛みがあり、さまざまな日常生活動作で支障をきたします。無理に動かすことで炎症が蔓延し痛みが引かない場合や、痛みが強く動かせない場合などさまざまです。不動などにより拘縮が出現し始めます。

拘縮期(その他の表現:凍結期)

炎症が落ち着き、併せて痛みが軽減していきます。拘縮が進行する時期です。可動域制限が主な症状となり、あらゆる方向の可動域が制限されます。強い痛みは落ち着いてくることが多く、 可動域範囲の限界を超えるような運動を強制されると痛みを生じます。肩がだるい・重いなどと表現される方がいます。

回復期(その他の表現:慢性期、解凍期)

痛みや運動制限が次第に回復、改善に向かう時期です。発症初期の炎症や疼痛が改善し、拘縮が進行した後、症状が落ち着き肩関節を動かせるようになります。 主症状は拘縮期と同様に可動域制限であり、肩関節の可動域改善が中心です。状態により異なりますが、自動運動や他動運動を痛みのない範囲でしっかり行います。日常でたくさん肩を動かすことで、肩が疲れやすいなどと表現される方がいます。

 

上記で多くは自然治癒に向かうと述べましたがそこに至るまでには最低半年~1年、長い方ですと2年かかります。

その長期間痛みを我慢するのはとても大変です。少しでも完治に向かう期間が短くなるようにと日常生活が楽に過ごせるように治療することをおすすめします。

 

さくら鍼灸接骨院では五十肩・四十肩にどのような治療をしているかご紹介します!

炎症期

まず炎症を抑えることが最優先です。アイシングで患部を圧迫し症状の度合いをみて低周波治療を施します。筋・腱をサポートするためテーピング療法(キネシオテーピング、スパイラルテーピング)を施し、必要に応じてサポーターをおススメします。生活指導では日常生活や仕事などで炎症が悪化しないよう無理をせずなるべく安静にして頂くようお願いしてます。 痛みがあまりに強い場合は三角巾を使用し上肢を吊します。

拘縮期

痛みが軽減し運動制限(拘縮)が主体となる時期です。炎症が軽減しているため少しずつ電気の出力を高めマッサージを始めコッドマン体操やチューブトレーニングを行い、拘縮の増悪予防、改善を図ります。また物理療法では究極の温熱療法であるラジオ波や超音波、同じ高周波治療のES5000、拘縮した関節の周りの筋肉に鍼治療を行います。

回復期

回復に向けしっかりと運動・リハビリすることが必要になります。拘縮が残存しないよう注意が必要です。積極的に可動域改善のためのストレッチや、筋力強化などの運動療法を行います。この時期は特に積極的なリハビリを行うことで回復が早くなります。また日常生活においてもジムでのトレーニングや、スポーツをどんどんやっていくように指導します。

 

以上がさくら鍼灸接骨院で行う治療プログラムになります!

 

五十肩・四十肩に大事なのは普段から適度な運動を行い、肩関節を動かしておくことが拘縮や筋力低下の予防につながります。

入浴時に肩をしっかり温め、肩掛けを使うなどして日常的に肩を冷やさない工夫も効果的と言えます。また、体操や腕を振ってのウォーキング、ストレッチを行い、普段から良い姿勢を心がけることも良いでしょう。

 

当院に来院された患者様皆さんが根本治療により症状回復され卒業されていきます。

五十肩・四十肩症状は是非さくら鍼灸接骨院にお任せください!